私の入れ歯治療のゴールは、装着していることを忘れるぐらいに噛み心地がよくなることです。

この目標を達成できるのが「ミラクルデンチャー」だけだと、今は感じています。

歯を失った場合、しっかり噛むことができる選択肢というとインプラント治療は有名です。私も以前は行っていましたが、費用や期間、リスクの面で、患者様のご負担は大きいと考えていました。たまたま参加した講習会で、中川 瑛雄先生のお話を聞く機会がありミラクルデンチャーを知りました。その時の私は、探し求めた治療法に出会い、目から鱗とはこの事だと思いました。そこからすぐに中川先生に師事し、今ではミラクルデンチャーのFG会員（最高ランク）の称号をいただいております。後から知ったのですが、中川先生は私の母校の大先輩。これも何かのご縁だと感じています。

ミラクルデンチャーの費用は約20万円から50万円です。高額と思われるかもしれませんが、修理や調整が可能で、長期にわたる快適さと機能性を考慮すると、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。しっかりと噛めることは生活の質を大きく向上させ、代えがたい価値があります。

入れ歯治療において適切でない噛み合わせは、消化器系に負担がかかることがあります。咀嚼が不十分だと、食物は十分に消化されずに胃に入り、胃酸の過剰分泌や消化不良、栄養不足といった問題を引きおこす可能性があります。さらに、噛む行為は脳にも良い刺激を与えるため、噛めないことは認知症のリスク増加にも繋がると考えられています。

入れ歯が合わなくなる主な原因は、入れ歯が口の中の歯茎や残っている歯にしっかりと合っていないことです。人の口の中は時間が経つにつれて変化します。特に歯茎は、年齢や健康状態の変化によって形が変わりやすい部分です。入れ歯はもともとの形から歯茎が変化すると合わなくなり、それが原因で入れ歯が擦れて痛みや傷を引きおこすことがあります。このような問題を避けるためには、入れ歯を定期的に歯科医院で調整してもらう必要があります。

ミラクルデンチャーは、このような問題に特に注意を払って設計されています。この入れ歯は、歯茎と残っている歯にピッタリと合うように作られ、しっかりとした安定感と快適さを提供します。もし時間が経って入れ歯が合わなくなったり、不快に感じたりする場合でも、調整や修理をすることで、再び快適に使えるようになります。ミラクルデンチャーはこのようにメンテナンスがしやすく、患者様が長く使い続けられるような仕様になっています。

ミラクルデンチャーの歴史は実は20年以上あります。近年、その効果と利点が認識されるにつれ、今後の普及が期待されています。ミラクルデンチャーは保険適用外の自費診療です。その理由の一つは、ミラクルデンチャーが単に装着するだけで終わる入れ歯ではないためです。完成品が届いた時点で約60〜70%の完成度となっており、実際の患者様のお口の中でフィット感を高めるためには、残りの30〜40%を歯科医師が調整しなければなりません。そのため、ミラクルデンチャーは製作と調整の両方に高度な技術が求められる治療であり、これを保険診療でカバーしてしまうと、必要な技術やサービスが犠牲になる可能性があると考えられています。
簡単に言えば、ミラクルデンチャーは、完成品をただ患者様に装着するだけでなく、患者様お一人ひとりの口の形に合わせて精密に調整を行い、最終的なフィット感を追求する高品質な入れ歯なのです。

「入れ歯はこんなもの」と諦めてしまっている方が多くいらっしゃることでしょう。しかし、必ずしもそうではありません。現在の不快感や不便さは、解決できる可能性があります。ミラクルデンチャーのように、従来の入れ歯とは一線を画す製品もあり、これまでの不満を解消するための選択肢があることを知っていただきたいと思います。この治療法は、患者様の日常生活の質を向上させ、快適な食事や笑顔を取り戻す手助けをしてくます。
当院は、一人ひとりの患者様のお悩みに耳を傾け、最適な解決策をご提供させていただきます。今の入れ歯に諦めずに、ぜひ一度ご相談ください。皆さまが心からの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきたいと考えています。

入れ歯治療は、単に歯を補うだけではなく、患者様のかみ合わせを適切に調整することで大きく治療効果を発揮します。かみ合わせの適正化を図るためにはまず、その患者様が抱えておられる歯周病や虫歯の問題を解決する必要があります。

噛み合わせが悪い入れ歯は、口の中で痛みを引きおこすことがあります。これにより、食事や会話が困難になり、口内に傷が生じることもあります。